雨漏り修理でDIYで応急処置をする方法と具体的な施工方法の全手順
1. 雨漏りをDIYで修理をする方法
DIYによる雨漏りの応急処置はコーキングが雨水の浸入口を塞ぐのが一般的です。 ただし、DIYによる雨漏り修理はあくまでも表面的な応急処置であり、本格的な雨漏り修理を先延ばしにするための措置です。 雨漏りは雨水が屋根や外壁を貫通して、室内まで到達しています。雨水の浸入口を塞ぐだけでは、確実に再発してしまうため、あくまでも応急処置に止めて、業者に修理を依頼することが重要です。 この前提を踏まえて、雨漏りをコーキングで修理をする方法を見て行きましょう。1-1.雨水の侵入箇所を特定する
まず始めに、雨漏りの原因となる雨水の浸入経路を特定しましょう。 雨水の浸入経路の特定は、専門業者であっても見落としてしまうことがあるほど、状況によっては難易度の高い調査です。 雨漏りの発生箇所や症状によって雨水の浸入口の予測をすることができます。 下記のような不具合が具体的な雨漏りの侵入経路の可能性が高いです。 雨漏りは複数の箇所から複合して雨水が侵入している可能性もあります。無理に修理をすると雨水の流れが変わり、さらに雨漏りが拡大するケースもあります。 このような場合は、無理にDIYで修理はせずに専門業者に応急処置を依頼する方が安全です。1-2.応急処置に必要な道具を揃える
コーキングで応急処置を行うにあたって必要な道具を揃えましょう。コーキングを施工する際に必要な道具は下記の通りです。必要な道具 | 特徴 | 購入費用 |
コーキング材(変成シリコン) | 1本でおよそ3m分の目地に打つことができます。 | ¥500〜¥2,000/本 |
コーキングガン | 容器に入ったコーキング材を押し出すための器具です。 | ¥500〜¥1,000/式 |
マスキングテープ |
汚れを付けたくない箇所に施工前にマスキングテープを貼ることで汚れやコーキング材が付着するのを防ぐことができます。 1巻き18mのものが多いです。 |
¥300〜¥500/本 |
ヘラ | コーキングを打ったあとに、仕上げを滑らかにするために使用します。 | ¥500/本 |
プライマー | プライマーとはコーキングのと施工面を密着させる表面処理剤です。 | ¥1,000〜¥1,500/缶 |
刷毛 | 22mmの目地プライマー用の刷毛が一般的です。 | ¥300〜¥500/本 |